2013年1月20日日曜日

Mini-ITX PT3サーバ ~AviUlt エンコード編①~

PT3による録画環境が整い、録画をしていくなか、
溜まるよ溜まるわTSファイル~♪
というわけで、サイズが大きいmpeg2方式ということもあり、録画した後のCM入りのTSファイルが溜まってきております・・・。
私は前々からAviUtlにはすこし距離を置いていました。一度前のマシンに導入したことはあるのですが、UIがちょっとあれだったので今回使うのも億劫でした。

今回は、AviUtlの環境構築編は私も参考にした素晴らしき人様のブログを参考にしていただくことにして、AviUtlでTS→H.264 AVCにエンコードする際に起きたトラブルを綴りたいと思います。

AviUtlの環境構築は、Google検索で「aviutl アニメ 高画質」とググれば出てきます。上の方の検索結果を参考にしましょう。


【今回のトラブル】
  1. 「AACをFAW化して読み込むプラグイン」を用いてAAC音声を読み込む
  2. CMカット処理をしてx264guiExで「fawcl.exe」を用いてH.264 AVC+AACにエンコード
  3. 音なしのmp4ファイルが出来上がる

今回のトラブルはこのようなものです。自分のAviUtlの環境を以下に示しました。

【AviUtl環境】
 OS
  •  Windows 7Pro x64
 使用フィルタ
  • クリッピング&リサイズ
  • バンディング低減フィルタMT
  • 透過性ロゴ
  • エッジレベル調整 Ver0.7
  • Lanczos 3-lobed 拡大縮小
 エンコーダ
  • x264guiEx.exe
  • fawcl.exe
【トラブルの見極め方】
このようなトラブルが起きている場合、映像ファイルをAviUtlに読み込み、「ファイル」→「音声読み込み」で音声を読み込んだ際に、音声波形がほぼ平坦で、突発的に大きくなる波形が見られなくなります。
このような状況でエンコードを行っても、出力ファイルには音声がなく、無音の動画が出来上がりました。

【トラブルの解決法】
解決策はいたって簡単でした。解決法は、
AviUtlを管理者権限で実行する
です。AviUtlのアイコン上で右クリックをし、「管理者として実行する」を選択すればいいのです。これで実行したAviUtlでは、AACファイルを読み込んだ際の波形はきちんとあらわれました。
いちいち右クリックもめんどくさいので、私はAviUtlの実行ファイル(aviult.exe)のプロパティから「互換性」タブ→「管理者として実行する」にチェックを入れました。

Aviutlを管理者権限で実行して起動したのですが、ある時からまたトラブルが再発しました。そこで、「入力プラグインの優先度」を見直すことに。
私が思うには、
「AACをFAW化して読み込むプラグイン」を「DirectShow File Reader」よりも優先度を上にする。
これで解決できました。




このトラブルが起きた原因を考察すると、以下のことが考えられます。
「Win7Codecs」を導入している私の環境では、DirecShow File Readerが優先してAAC音声ファイルを読み込んでしまいます。ここで働くのは私の場合ffdshowのはず。これではAACをFAW化して読み込めないので音声は認識されず・・・。もっとも、音声エンコードにFAWを用いていたので、その処理のせいかもしれないですが、Aviutlに詳しくないので分かりません。

ともかく、解決策は
「AACをFAW化して読み込むプラグイン」を「DirectShow File Reader」よりも優先度を上にする
です。

今回のトラブル解決は以上です。

新たなトラブルの解決 Mini-ITX PT3サーバ ~AviUlt エンコード編②~ を追記しました。

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