2015年11月18日水曜日

【Linux】Linux Mintをインストールしてみた備忘録

ふとしたことから、Phenom II X4 960T (6コア化、OC@4.0GHz常用)のサブマシンにLinux Mintをインストールしてみた。
我が家のSSD更新期が来てCrucial m4 SSD 64GBが捻出されたため、当サブマシンに組み込んでWindows 7 とLinux Mint 17.2 の別ディスクによるデュアルブートだ。

Ubuntu系であるLinux Mintのインストールを機会に、知っている人には当たり前かもしれないが、初心者並の視点でインストール後にやるべき作業の備忘録を書き残すことにする。



最終更新日:2015年11月14日



1.ブートローダー編          

今回のインストールディスク構成を示しておく。
  • sda: CSSD-S6T60NTS2Q
    • sda1: Windows 7, C:
  • sdb: Crucial m4 CT064M4SSD2
    • sdb1: Linux Mint, /
    • swap
デュアルブート環境だが、Windowsのブートローダーを破壊しないよう、Linuxのブートローダーは異なるディスクにインストールする。Linux Mintのブートローダーは「sdb1」にインストールするよう、手動パーティション設定を行った。


2.インストール直後編         


日本語でインストールするとHome内のディレクトリが日本語で書かれてしまう。これではターミナルからアクセスしづらいじゃないか!

ということですばらしい呪文を教えていただいた。
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
これを端末に入力するとHome内のディレクトリ名がアルファベット表記になる。


【SSDベンチ】 SANDISK SSDプラス SDSSDA-120G-J25Cが安かったので買ってみた。

久しぶりの更新になります。ご無沙汰です。

家族用PCにはSSDがCrucial m4 SSD 64GBを使っているのですが、3,4年使い続けるとCドライブも空き容量が5GBを下回るようになりました。


そこで120~128GBの安いSSDに交換しようと思い立って見つけたのが

SanDisk SDSSDA-120G-J25C
 でした。価格.comでランキング上位を占め、低価格ながらリード、ライトともに十分魅力的だったので買ってみました。

以下にCrystalDiskMark 5.0.3 におけるベンチマーク結果を載せています。




§1.SanDisk SDSSDA-120G-J25C ベンチマーク結果   

まず、ベンチマーク機のスペックからです。

【CPU】 Intel Celeron G530 @2.4GHz
【RAM】  DDR3-1333 4GB (2GB×2枚)
【M/B】 GIGABYTE GA-H77M-D3H (H77チップセット,MicroATX)
【CPUクーラー】 リテールクーラー
【SSD】 Crucial m4 CT064M4SSD2(換装前) → SanDisk SDSSDA-120G-J25C (換装後)

【HDD】WDC WD10EARX (1TB)
【DVD】 LITEON製DVDドライブ
【VGA】 CPU内臓iGPU【PSU】 500W ATX電源


各SSDはH77チップセット直下のSATA 6.0Gb/sのコネクタに接続していることはここで断っておきます。


以下、換装前のCrucial m4 CT064M4SSD2および、換装後のSanDisk SDSSDA-120G-J25Cとで速度比較を行いました。ベンチマークソフトはCrystalDiskMark 5.0.3です。



SanDisk SDSSDA-120G-J25Cベンチ結果(ディスク空時, H77): ランダムデータ(左)、0Fill(右)


SanDisk SDSSDA-120G-J25Cベンチ結果(ディスク書き込み後, H77): ランダムデータ(左)、0Fill(右)


Crucial m4 CT064M4SSD2ベンチ結果(ディスク書き込み後, H77): ランダムデータ(左)、0Fiil(右)

ベンチを回してみましたが驚きです。120GBモデルのシーケンシャルのメーカー公称値が
読出し最大 520MB/秒  書込み最大 180MB/秒
となっていますが(出展1)、 H77チップセットでは公称値なんて糞くらえとも言わんばかりの速さ!OS書き込み後も速度低下があまり見られずにかなり良い印象です。SanDisk SDSSDA-120G-J25C廉価版ゆえキャッシュメモリを積んでいないという噂ですが、数年前のCrucial m4 SSD 64GBのライトとは比べ物にならない速さ。5000円台後半でこの速度はいいですね。4Kランダムライトはあまり変わりませんが。
キャッシュメモリを積まないSSDだと書き込み回数が増えたり、なにか弊害はあるのか…フラッシュメモリについてすこし勉強してみようと思います。


ところで…おまけです!



§2.おまけ                              

今回購入したSanDisk SDSSDA-120G-J25CCrystalDiskMark 5.0.3ベンチを違うマシンでもやってみました。えぇ…はい、AMDマシンです。SB850およびSB950はSSDが苦手というのは周知の事実ですが、測ってみないと気が済みません。これが我が家初めてのIntel vs AMDの比較になります。

以下がその構成です。


【CPU】AMD Phenom II X4 960T @4.0GHz(OC, 6コア化済)
【RAM】ADATA AD3U1600W4G11-R (DDR3 PC3-12800 4GB 2枚)

【M/B】ASUS CROSSHAIR IV EXTREME (ATX, AMD 890FX + SB850)
【CPUクーラー】CORSAIR CWCH80
【SSD】CFD CSSD-S6T60NTS2Q (SATA3, 60GB)
【HDD】WDC WD10EARX (1TB)
【DVD】無し
【VGA】Gainward GTX580 3GBD5 PHANTOM

【ケース】Corsair Carbide 400R CC9011011-WW
【PSU】サイズ 剛力短2プラグイン 600W


SanDisk SDSSDA-120G-J25C SSDを空きのSATA 6Gb/sコネクタに繋いで、空の状態でCrystalDiskMark 5.0.3を回しました。以下がその結果です。


SanDisk SDSSDA-120G-J25Cベンチ結果(ディスク空時, SB850): ランダムデータ(左)、0Fill(右)
うーん…ライトはH77マザーの時とあまり変わりませんが、シーケンシャルリードの落ち具合が酷いですね…。すでに旧式化したSB850ですが、当時はIntelに先駆け全6ポートSATA 6Gb/sに対応するなど画期的でしたが、リードが…。仕方ないですね。


§3.まとめ                               

5000円台後半で買えるハイコストパフォーマンスなSSD SanDisk SDSSDA-120G-J25C は十分使える速度であることは分かった。特に、当方のH77マザーではメーカー公称値を超えるシーケンシャルリードを叩きだした。ただし、これは新品開封直後での測定結果であり、耐久性及び使用による速度低下は未だ未知数である。MLCであるがキャッシュメモリ非搭載と言うスペックであるため不安要素はあるが、速度が申し分ないためあとは耐久性があることを祈るばかりである。




それでは、今回はこの辺りで失礼します。


2015年3月15日日曜日

【オーディオ】 SONY UDA-1 で DSD ファイルを再生すると音飛びする 【解決】

うおーー!!!!
なんで音飛びするんじゃァ!!

今回はオーディオネタです。

昨年からブログ更新が途絶えたと思ったら、PCオーディオやらポータブルオーディオアンプにハマってしまった私。

タイトルにも書きましたが、

【問題】USB DACでDSDを再生したりASIOドライバでPCMを再生したりすると音飛びが発生する
今回はこの現象が解決 したので報告します。

結論から申しますと、

【原因】OpenHardwereMonitor がCPU、GPUクロック情報を読み込む際にランダムに音飛びが発生する
これが原因で、OpenHardwereMonitor (下図) を終了したところ万事解決…
今まで1年間の気兼ねは何だったのだ…




問題が起こった私のPC環境を示しておきます。


【CPU】AMD FX-8350 @4.7GHz(OC)
【RAM】ADATA AX3U1600GC4G9-2G (DDR3 PC3-12800 4GB 2枚組)
【M/B】ASUS CROSSHAIR V FORMULA/THUNDERBOLT (ATX, Socket AM3+, AMD 990FX + SB950 Chipset)
【CPUクーラー】ENERMAX ELC240
【SSD】CFD CSSD-S6T128NHG5Q
【HDD1】WDC WD10EARX (1TB)
【HDD2】WDC WD20EARX (2TB)
【HDD3】WDC WD30EZRX (3TB)
【HDD4】WDC WD20EZRX (2TB)
【HDD5】WDCWD40EFRX (4TB)
【DVD】Sony Optiarc製DVDドライブ
【VGA】AMD Radeon R9 290 GIGABYTE GV-R929OC-4GD

【ケース】Corsair Carbide 400R CC9011011-WW
【PSU】オウルテック Xseries XM SS-1250XM
【オンボードサウンド】Creative SupremeFX X-Fi 2
【USB DAC】SONY UDA-1

【OS】Windows 7 Pro 64bit


少し問題について詳しく書きますと、AMD 990FXマザー+FX-8350のメインマシンにてDSDファイルを再生するとランダム間隔で少し長めの音飛びが発生し、SONY UDA-1のDSDランプが点滅する…という現象が発生。ASIOドライバで出力したところ、ランダム間隔でプチノイズが混入。WASAPI排他モードでは異常は無し。

私の場合、常にOpenHardwereMonitorというハードウェア情報表示プログラムを常駐させてガジェット形式でデスクトップに表示させており、音飛びが起こるときは本ソフトが起動した状態になっていました。



問題解決のために試したこと           


1.BIOSよりCPUのC-6 Stateを無効化

→効果なし
2.BISOよりCPUのC1E Stateを無効化
→効果なし
3.Windows 7 電源管理より「高パフォーマンス」に設定し、CPUクロック固定
→効果なし
4.BIOS設定より「レガシーUSB」 および「レガシーUSB3.0」を共に無効化
→効果なし
5.ハードウェア情報読み取りソフトウェアOpenHardwereMonitor常駐終了
→音飛び万事解決 

試したのはこのくらいでしたが、 ふと、OpenHardwereMonitorなどのハードウェア情報読み取りソフトを起動しながらDirectX ゲームをするとフレームレートが落ち込み、カクつくことからオーディオにも悪影響を及ぼすのではないかと予想。これが正解のようでした。

これでfoobar2000でPCM→DSD128変換して伝送、UDA-1でD/A変換…音の広さが増すものなんですね。UDA-1のD/A変換がDSDになってやっと本気出してくれたようです。それはそうと、DSDハイレゾ音源欲しいですね。少し高くて手を出しにくいですが…


備忘録として書き残しておきますね。

それでは、今回はこの辺りで失礼します。